リオンサイド -Lion's Side- †[編集]
王国客員剣士リオン・マグナス。
その名は今や王都のみならず、国内全土に響き渡ろうとしていた。
ある朝の事。
盗掘者を捕まえよとの任務が伝えられる。
その盗掘者の名は生き別れた姉と同じ名であった。
しかしリオンは動揺しなかった。
なぜなら彼の心中を占めるのは、秘めた2つの望みだけであったから。
父のヒューゴを超えたい。
マリアンと同じ目線になりたい。
リオンはそれらが彼女に追いつき、
対等になるための唯一の道のりであると信じていた。
リオンはマリアンに挨拶を済ませると、
ソーディアンのシャルティエと共に任務の地へ向かう。
その先に待つ出会いが、リオンの運命を決定付ける事など
その時はまだ知る由もないままに……。
スタンサイド -Stan's Side- †[編集]
フィッツガルドのリーネ村で生まれ育った青年、スタン・エルロン。
大国の兵士となることを夢見て、
セインガルド王国へ向かう飛行竜に密航した彼は、
モンスターの襲撃を受け絶体絶命の危機に陥る。
倉庫の中で見つけた剣を携え、
ポッドを使って飛行竜を脱出するスタンだったが、
落ちた先は湖だった。
冷たい水に飲まれ、意識が朦朧となる中、
スタンは自分に呼びかける誰かの声を聞く。
「我はお前に力を貸そう。だからおまえも我を信じろ。」
スタンは飛行竜から持ち出した剣を握り締め、頭の中に響いた名前を叫ぶ。
「ディムロス!」
スタンが「人格を宿す剣」ソーディアン・ディムロスの
マスターとなった瞬間だった。
ウッドロウと名乗る青年に救助され、
彼と共に国境の町ジョノスへ向かったスタンは、
レンズハンターのルーティ、及び相棒のマリーと出会う。
スタンはルーティたちの護衛役を引き受け、ハーメンツの村へと向かう。
そこで彼を待ち受けていたのは、ひとりの少年剣士との宿名的な出会いだった。